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香典返しに選ぶといい品物と一般的な値段について

香典返しに選ぶといい品物と一般的な値段について

香典返しの品物は何にしたらいいか、相場はいくらか?迷ってしまいますよね。これは香典をいただいた相手や地域によっても変わってきます。また四十九日を過ぎたあとの「忌明け」に贈る場合と、その場でお返しする「当日返し」によっても変わってきます。

この記事では香典返しのマナーや相場、おすすめの品物について解説します。

香典返しのマナーを知ろう

「当日返し」とは?香典返しも地域差がある

もともと香典返しは、四十九日を過ぎたあとの「忌明け」の報告と、無事に喪に服すことができたことのお礼をかねて贈るものでした。

今でも、大阪や京都などの関西地方や、関西に近い一部の地域は「忌明け後に香典返しを贈る」ことが多いです。また、関西では香典返しの品物は、実際にいただいた香典の半額から三分の一を相場とすることがよくあります。

また、関西地方の香典返しは、水引も白黒ではなく黄色と白のものが使われたり、掛け紙(いわゆる、のし)の表書きも「志」ではなく「満中陰志」と書いたりと、独特のマナーがあります。

一方で、増えているのが「当日返し」です。

これは葬儀の受付などで香典と引きかえに、香典返しの品物を、会葬お礼のハガキと一緒に受けとるものです。

関東や北海道では昔から行われてきた方法で、香典の金額にかかわらず品物を統一できるので選ぶのに迷わないこと、もらう側も不公平がないというメリットがあります。

また、合理的で予算も抑えられるため、近年では東京など関東だけでなく、全国的に「当日返し」が広まってきています。

当日返しは、イオンなどのスーパーや百貨店、あるいはギフト業者を取り込むことができるので、葬儀会社が率先して行っている部分もあります。

また、いただいた相手と金額を知っておく必要があるので、喪主は香典返しの品物を選ぶために「誰から〇円いただいた」という名簿を作らなければなりませんね。

これは大変ですが、今では三越などの大手デパートや、葬儀会社で名簿を整理してくれるサービスもあるのです。

関西地方で多い「忌明け後」に香典返しをする場合の相場は、頂いた金額の半額から三分の一で、品物も値段に応じたものになります。

「当日返し」の相場は一律2,000円から3,000円ほどですが、主に関東では品物の相場よりも香典の金額が多かった場合、別に渡す品物が必要になることがあります。

北海道でも相場は同じくらいですが、実際の香典が多かった場合にも半返しを必要としないことがほとんどです。ただし参列に記帳をしないことが多いので、もしもの場合にそなえて、香典袋に住所氏名を書いてもらうなどの工夫が必要です。

香典返しに商品券は問題はないのか。またやってはいけないこと

香典返しの品物はいただいた金額に応じて選ぶものですが、やはりタブーはあります。

肉や魚介類などの「なまぐさもの」、酒類、昆布などは香典返しに選んではいけません。
また、人によっては金額がわかってしまう商品券などの金券も嫌われます。

肉や魚などは仏教では殺生を意味するため、酒類や昆布は神道ではお祝いに使われることが多いため、贈ってはいけないとされています。

どうしても海産物や肉類などを贈りたい場合は、カタログギフトを選ぶといいでしょう。
カタログギフトは3,000円程度のものから、三越などでは10万円を超えるものもあり、先方が好きなものを選べるので便利です。
また、カタログギフトや菓子折りなどと一緒に、商品券を贈るのは問題ないこともあります。

香典返しに贈る品物は、一般的に「不幸を残さない」という意味をこめたものを選びます。具体的には、洗剤や石鹸などの「悲しみを洗い流すもの」お菓子やそうめん、お茶やジュースなどの食品、タオルやハンカチなどの消耗品がよく選ばれます。

高島屋などの大手百貨店では、京都の和菓子や関西ならではの味を活かした詰め合わせなど、1,000円や2,000円程度でも気の利いたものがあり人気です。

親族から多額の香典や会社関係のお返しなどの対応

多額の香典を親族などからいただいて、ありがたいけど困っている方は多いです。

親族からいただいた香典は援助の意味もあるので、必ずしも半返しをする必要はないとされています。お花やお供えなどに対するお返しは、必要ありません。

香典が多額になった場合、香典返しの品物にも困ってしまいます。消耗品や食べ物で高額なものはなかなかありません。
そういった場合にも、やはりカタログギフトが無難でしょう。

三越や高島屋など老舗のデパートには、3万円から10万円の品物も選べるカタログギフトが揃っています。10万円のものでは、家具や腕時計、ホテルや温泉旅館の宿泊券などが選べるようです。

また、会社やサークルなどから香典をいただく場合があります。
月々数百円積み立てたお金をまとめて、香典としていただく場合が多いでしょう。

会社関係などでの香典返しの相場は、一人あたり500円から1,000円程度とされています。
個別にハンカチやお菓子などでも、「皆さんでどうぞ」といった形でお菓子やお茶の詰め合わせを贈ってもかまいません。

ただし、会社やサークルなどでは個人が勝手にしてしまうと、次の人も「そうしなければ」と思い息苦しくなる場合があります。
他の人はどうしていたのか、それとなく参考にするといいでしょう。

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